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【はじめての書類整理】どこから始める?迷わないための3ステップ

書類の整理に取りかかろうとしても、
何から始めればいいのか分からず、手が止まることがあります。

保険や金融、不動産、医療関連など、内容も形式もさまざまで、
書類の量や種類が多くなるほど、整理の優先順位も判断しづらくなります。

この記事では、書類整理の基本的な進め方を3つのステップに分けて解説します。
負担を減らしながら、必要な情報にスムーズにたどり着ける状態を目指します。

目次

Step1:まずは「よくある書類のカテゴリ」を確認しよう

書類整理の第一歩は、いきなり片づけ始めることではありません。
まずは、どんな種類の書類があるのかを把握するところから始めるのが効率的です。

以下は、よく見られる書類のカテゴリです。


よくある書類のカテゴリ一覧

  • 金融関係:通帳、キャッシュカード、投資明細など
  • 保険関係:生命保険、医療保険、火災保険の証券や契約内容
  • 不動産関係:登記簿、賃貸・売買契約書、固定資産税の通知書
  • 年金・公的書類:年金定期便、ねんきんネット、住民票、マイナンバー関連
  • 医療関係:診察券、処方内容の記録、健康診断結果
  • 契約関係:携帯電話、インターネット、サブスクなどの契約書類
  • その他:保証書、取扱説明書、会員カード、ペット関連の情報など

まずはこれらを参考に、自宅にある書類をざっくり分類してみてください。
まだ整理しなくて構いません。種類ごとにまとめておくことが、次のステップをスムーズに進めるポイントです。

Step2:カテゴリごとに仕分けと優先順位をつけよう

書類の分類ができたら、次はカテゴリごとに中身を見直し、必要性に応じて仕分けをしていきます。


仕分けの基本

各カテゴリの中で、次の3つに分けます。

  • 残すもの:保険証券、登記簿など、今後も使う/確認が必要なもの
  • 処分してよいもの:古い明細書、期限切れの案内、重複している資料
  • 判断に迷うもの:いったん保留にし、あとで見直すための一時置きに

優先順位をつけて進める

すべてを一度に片づけようとすると、途中で手が止まりやすくなります。
そこで、重要度の高いカテゴリから順に進めるのが効果的です。

たとえば以下の順がおすすめです:

  1. 保険関係(緊急時に必要)
  2. 金融関係(資産の把握に直結)
  3. 不動産関係(財産・相続の土台)
  4. 年金・医療関係(将来に関わる)
  5. その他(保証書・契約書など)

「1日1カテゴリ」「週末に2つずつ」など、無理のないペースで進めるのがコツです。

Step3:使いやすく保管・ラベル付けで“見える化”

仕分けが終わったら、書類を取り出しやすく、わかりやすい形で保管しておきましょう。
「見える化」することで、自分はもちろん家族にとっても安心感につながります。


保管の基本アイテム

  • カテゴリ別のクリアファイルやバインダー
     → 金融・保険・医療などで分けて保管
  • 書類ボックス・ファイルケース
     → 頻度が低いものはまとめて箱に
  • 100円ショップの書類仕分けグッズも十分活用できます

ラベル付けで「何がどこにあるか」を明確に

  • 表紙や仕切りにカテゴリ名や日付を書いておく
  • 「保険(2024年更新)」「通帳関係(現在使用中)」など具体的に
  • 一目でわかるようにすることが、最大の目的です


最後に連携させると良いもの

  • エンディングノートの「保管場所」欄に一言添える
  • 家族に「この棚のファイルにまとまってるよ」とだけ伝えておく

保管は完璧である必要はありません。
「必要な書類がどこにあるかがすぐにわかる」
それだけで、整理としては十分な役割を果たします。

まとめ:書類整理は、終活の入り口として取り組みやすい

書類整理は、いざ始めようと思っても手がつけにくい作業です。
しかし、「カテゴリを確認 → 優先順位をつけて仕分け → 保管方法を整える」という3ステップを踏めば、
手順が明確になり、無理なく進められるようになります。

すべてを完璧に片づける必要はありません。
重要な書類がどこにあるかを把握し、家族にもわかるようにしておくこと。
それだけでも、大きな安心につながります。

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この記事を書いた人

父の死をきっかけに、終活と向き合うようになった40代。
「自分の人生を、自分らしく整える」ために始めたこのブログでは、終活の準備や気づきを、発信します。

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