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葬儀会社はどう選ぶ?冷静に比較するための6つの視点

目次

はじめに|焦って決めると後悔する

身近な人が亡くなったとき、多くの人が直面するのが「葬儀会社をどう選ぶか」という問題です。
時間の余裕がない中で決めなければならないことも多く、焦って選んでしまい、後から「他と比較しておけばよかった」と後悔するケースも少なくありません。

特に、葬儀は人生で何度も経験するものではないため、相場や違いが分かりにくく、冷静に判断するのが難しいという現実があります。

この記事では、葬儀会社を選ぶ際に確認しておきたい基本的なポイントを整理しました。
特定の会社を推すものではなく、あくまで「比較の視点」として参考にしていただければと思います。

1. 費用は“総額”で確認する

「○○円~」という価格に安心してしまいがちですが、実際には別途オプション費用や火葬場使用料が加わる場合もあります。

たとえば、葬儀一式の費用だけでなく、霊柩車、遺影写真、返礼品などが含まれているかどうか。見積書は“総額ベース”で確認し、あとから費用が膨らまないようにしましょう。


2. 式場と火葬場の場所を確認

いくらプランが魅力的でも、式場と火葬場の距離が離れていたり、アクセスが不便だと当日が大変になります。

特に都市部では火葬場が混雑しており、希望日程で予約が取れないケースも。葬儀社に任せきりにせず、火葬場の混雑状況や、式場との距離感もあわせて確認すると安心です。


3. プランの違いを理解して選ぶ

葬儀には「直葬」「火葬式」「一日葬」「家族葬」など、いくつかのスタイルがあります。

・通夜も告別式も省略する「直葬」
・通夜は省略し、告別式のみ行う「一日葬」
・一般的な形式を保つ「家族葬」

どのプランが適しているかは、家族構成や故人の希望によっても変わります。費用だけで判断せず、内容の違いも理解しておきたいところです。


4. 担当者の対応を見極める

最終的に「ここにして良かった」と思えるかどうかは、担当者の対応次第です。

必要な情報を丁寧に説明してくれるか、押しつけがましい提案はないか、わからない点をきちんと確認できる雰囲気か。その第一印象が大切です。問い合わせ時の対応から、判断材料にしましょう。


5. 比較サイトの情報は参考程度に

葬儀社選びで比較サイトを見る方も多いですが、掲載されているのは提携している業者のみ。必ずしも全体をカバーしているわけではありません。

口コミや評価も大切ですが、最後は公式サイトや資料請求で「自分の目で確かめる」ことが大事です。


6. 緊急時の対応体制を確認しておく

「24時間365日対応」と書かれていても、実際には夜間は受付のみで、出動は翌朝…というケースもあります。

万が一のときにすぐ駆けつけてくれる体制があるか、深夜や早朝の対応に追加料金はかかるのか、事前に確認しておきましょう。


おわりに|事前に知っておくと、慌てずに済む

葬儀は突然やってくるものですが、選ぶポイントを少し知っておくだけで、冷静に対応できる可能性が高くなります。

比較サイトや資料請求などを活用しながら、自分の納得できる選択ができるよう備えておきましょう。

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この記事を書いた人

父の死をきっかけに、終活と向き合うようになった40代。
「自分の人生を、自分らしく整える」ために始めたこのブログでは、終活の準備や気づきを、発信します。

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