1.このブログについて
このブログは、終活を考え始めた人に向けた「準備のための手引き」です。
葬儀、財産、住まい、デジタル情報の整理など、終活にはやるべきことが数多くあります。
でも、いざ取り組もうとすると「何から始めればいいのか」「どこまでやればいいのか」がわからず、手が止まってしまうものです。
私自身も、父の急死をきっかけに終活の必要性を痛感しました。
そのときの混乱と戸惑いは、今でも忘れられません。
このブログでは、そうした実体験に基づき、終活を「前向きな準備」としてとらえ、少しずつでも進めていけるような情報を発信しています。
2. このブログを書いている人
このブログを運営しているのは、40代、会社員。
ごく普通の生活をしていましたが、父の急死をきっかけに、
“終わりをどう迎えるか”というテーマに向き合うようになりました。
突然のことに直面して、何も準備がない状態がどれほど大変かを実感しました。
どこに連絡をするのか、通帳はどこにあるのか、どんな契約をしていたのか──。
家族が亡くなるという現実に向き合うだけでも精一杯の中、
手続きや段取りに追われ、心の整理すらままならなかったことを覚えています。
それ以来、「備えることは、残される人への思いやりでもある」と考えるようになりました。
このブログは、その気づきをベースに、自分自身の備えとしても、
誰かの準備のきっかけとしても役立つよう、まとめているものです。
3. このブログで伝えたいこと
終活という言葉に、どこか重たい印象を持っていませんか?
「死に向けた準備」と聞くと、縁起でもない、まだ先の話…そんな気持ちになるのも無理はありません。
でも実際は、終活は“今を安心して生きるため”の準備でもあります。
家族に迷惑をかけないため、自分らしく生き切るため、そして、急な出来事に備えておくため。
その視点に立てば、終活は誰にとっても必要なことです。
とはいえ、いきなり全てを整えるのは難しいと思います。
なので、このブログでは「小さな一歩」から始められるヒントを紹介します。
- なにを整理すればいいのか
- どんな道具を使えばいいのか
- どうすれば、残された人に伝わるのか
具体的で、現実的で、できるだけ前向きに取り組める内容を意識しています。
4. 誰に読んでほしいか
このブログは、終活に興味を持ち始めたばかりの方に向けています。
たとえば──
- 親の高齢化をきっかけに「そろそろ準備が必要かも」と感じている人
- テレビや本で終活という言葉を知って、自分も少し考え始めた人
- 家族や親族の死を経験し、事前の準備の大切さを痛感した人
- 「おひとりさま」として、自分の最後をきちんと整えておきたい人
どれも、決して他人事ではないはずです。
終活は、特別な人だけの話ではありません。
むしろ、普通に暮らしている誰もが少しずつ備えることで、
自分にも、家族にも、余裕と安心をもたらすことができます。
このブログが、その第一歩になればと思っています。
5. おわりに
人生の終わりに向けて、なにをどう準備しておくべきか。
それは、誰もがいつか直面するテーマですが、日常の中ではつい後回しになってしまうものです。
けれど、備えがあるだけで、いざという時に「どうすればいいのか」が見えてきます。
自分の意思を残すことも、家族の負担を減らすことも、今日からできることがあります。
このブログでは、できるだけわかりやすく、実践的に、
そして少しでも前向きに終活に取り組めるような情報を発信していきます。
もし、どれかひとつでも「これは自分にも必要かも」と感じたら、
そこから始めてみてください。
きっと、その一歩が、あなたやあなたの大切な人にとっての安心につながります。